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アメリカン・リーグ西地区順位予想(2017)
1位/テキサス・レンジャース
2位/シアトル・マリナーズ
3位/ヒューストン・アストロズ
4位/カルフォルニア・エンジェルス
5位/オークランド・アスレティックス

1位/テキサス・レンジャース
ベルトレイの開幕アウトは痛いが、打線に関しては補って余りある戦力。
先発陣ではホランド(→ホワイトソックス)とルイス(→FA)が抜けたが、昨年はTJ手術の影響で途中からの合流だったダルビッシュが開幕から使えるのが大きい。変わらぬ安定感を誇る左腕ハメルズと共にこの左右のエース格は非常に強力だ。だが、3番手以降はやや不安。左腕ペレスはデビュー当時程の投球はできておらず、グリフィンは故障がち。共に移籍のキャッシュナー(←マーリンズ)とロス(←パドレス)は開幕DLと言う状況だ。ただロスはまだ若く、故障した昨年は兎も角その前2年間はSDでエース格の働きをして頂けに、完全復活すれば左右両エースに次ぐ核としての期待も持てる。
救援陣でも左のセットアップマン、ディークマンが長期離脱は痛いが、クローザーもこなせるジェフレスとクローザーのダイソンのコンビは強力で試合終盤は安心して見れる。前述のディークマンが離脱した左腕だが、若いクラウディオやレクラーク、昨年途中ATLから移籍したアルバレスらが揃っており、ある程度のリカバーは期待できる。更に右腕ではバーネットやブッシュと言った右腕も揃って居り、リーグ内を見回しても層は厚い方だと言っていいだろう。
野手陣では一塁のモアランド(→レッドそっく)と中堅で新境地を開いたデスモンド(→ロッキーズ)が抜け、更にベルトレイも開幕DLとなったが、伸び盛りの若手が犇めいており、戦力ダウンとは見えず、寧ろ順調に入れ替わってきている感がある。前述モアランドの穴はナポリ(←インディアンス)の復帰で埋め、デスモンドの抜けた中堅には昨年途中移籍のゴメスが入る。主軸は若いオドーに前述のナポリ、昨年2チーム合計24本塁打91打点と打者としても存在感をみせたルクロイらがおり、強力だ。またテーブルヒッターのアンドラスは頑丈だが、秋らベテランにに故障が多いのが気がかりでもある。だが、ギャロやマザラ、プロファーにデシールズなど、レギュラークラスの活躍が見込める20代前半から半ばの選手が揃っていて、十分に穴埋めは可能と考えられる。
守備面では堅守だった一塁モアランドの離脱が如何響くかが懸念材料ともいえるが、内外野とも破たんは少ない様に思える。捕手は守備でも定評のあるルクロイと其れまでは正捕手を務めていたチリノスのコンビで此方も安心して見る事ができる。

2位/シアトル・マリナーズ
期待するとこける事でお馴染みのシアトルさんです。
先発陣からはウォーカー(→ダイヤモンドバックス)とカーンズ(→ロイヤルズ)の両右腕が抜け、代わりにベテラン右腕のガヤード(←オリオールズ)と左腕スマイリー(←レイズ)が加入。だが新戦力のスマイリーが長期離脱するなどやや不穏な雲行きでもある。ローテーションは最近は圧倒的な投球が影を潜めたとは言え、やはり絶対的なエースでもあるヘルナンデスを筆頭に安定感のある岩隈、そして故障さえなければエース級で有る事を昨年は証明したパクストンの3本柱に、前述のガヤード、そしてスマイリーの穴は、昨年途中移籍で先発に定着し5勝を挙げた左腕ミランダが入る。マイナーには15年に二桁勝利を挙げたヘストン(←ジャイアンツ)や昨年先発デビューを果たしたオーバートロン(←アスレティックス)もおり、同地区のチームの中では最も先発陣は整っている。
救援陣からはヌーノ(→ドジャース)が抜け、代わりにゼプチンスキー(←ナショナルズ)が加入した程度で構成はほぼ去年と同様。もう一枚左腕の欲しい所だがカーティス(←ダイヤモンドバックス)やフライはまだ時期尚早の感がある。若き抑えのディアスが機能すれば、開幕DLでは有るが復帰すれば頼りになる変則右腕のシシェックや昨年前半はセットアップ格だったヴィンセントも控える。シモンズやアルビラータなど無名ながら手ごわい手駒を揃えており、此方も他球団と見劣りはしない。
打線からは右殺しのスミス(→オリオールズ)と昨年後半調子を上げた青木(→アストロズ)、遊撃のマーティ(→ダイヤモンドバックス)に共にプラトーンで起用されて居たリンド(→ナショナルズ)、李大浩(→韓国ロッテ)が抜け、瞬足好守のダイソン(←ロイヤルズ)、「3割20本塁打30盗塁」をクリアしたセグラ(←ダイヤモンドバックス)、左殺しで内外野両サイドを守る事の出来るバレンシア(←アスレティックス)、更に右の大砲候補でもあるハニガー(←ダイヤモンドバックス)と、中軸であるカノー、クルーズ、シーガーの周りをごっそりと入れ替えた。特にセグラ辺りがイチロー流出後チームのウィークポイントになって居るテーブルヒッターとして機能する事が出来れば、得点力も自ずと上がってくる。また、セグラ、ダイソン、マーティンなど30盗塁以上を狙える選手が久々に揃った事で、足を使って攻撃も可能となったのも大きい。内野にはモッターやオマリーと言ったユーリティを控え、外野に端ヘレディアやギャメルと言った若手も控えており、此処数年では最も層が厚そうではある。
捕手からはアイアネッタ(→ダイヤモンドバックス)が抜けルイーズ(←ドジャース)が加入。昨年同様ズニーノにベテランを付け成長を促すのが狙いだろうが、アイアネッタよりはあらゆる面で頼りにはなりそう。守備面に置いても、守備に定評のあるダイソンやマーティン、外野3ポジションを無難に守れるハニガーやヘレディアらが控える外野は鉄壁。内野もカノーを中心に手堅い。

3位/ヒューストン・アストロズ
カイケル、マクヒューの左右エースの復調があれば一気に地区優勝候補。
先発陣は15年サイヤング勝投手である左のカイケルと右のマクヒューの二枚看板が軸。更に若手のマックラース、技巧派、下位指名の星でもあるフィアーズ、移籍のモートン(←フィリーズ)でローテーションを構成。マクヒューが開幕DLと言う事も踏まえ、やや不安はあるが、やはりこのチームがブレイクした最大要因はこの二枚看板で有る事を踏まえれば、15年のベストシーズンとまでは行かないが、防御率3点台で200イニング前後のエース級の活躍が不可欠に思われる。ベテランの域に達してきたモートンはフルシーズンで働けた試しがないので、大きな期待は出来ないが、その分の穴はスウィングマンで防御率2点台と好投したデペンスキーや若手のマクスローブ、TJ手術明けで好投を見せたピーコックらが復帰しており、ある程度の穴は埋まりそう。
救援陣は昨年思わぬ不振に沈んだ剛球ジャイルズ次第。此処がクローザーとして機能すれば、抑えも務めたグレガーソンやハリスをセットアップやミドルリリーフに固定できる。また先発陣がある程度固定出来ればスウィングマンや先発からリリーフに回れる人材が回ってくるため、救援陣も楽になる筈だ。ただ、左腕がシップしかいないのがやや不安な材料で、若手が台頭しないと後半戦で苦しくなる可能性も否めない。
打線は若手とベテランが巧みに合わさり強力。リーグ屈指の強打者に成長したアルトゥーベとまだ22歳のコレアとの二遊間コンビは正に他球団の脅威と言えよう。祖更に3塁にも22歳のブレイクマンが台頭している。此処にベルトラン(←レンジャース)、マキャン(←ヤンキース)、レディック(←ドジャース)といった他球団の主軸を打ったベテラン、中堅選手を加え、更にテーブルヒッタとして青木(←マリナーズ)も加入させるなど、隙が無い。また、昨年29本塁打のスプリンガーもおり、何処からでも得点可能な打線と言えよう。昨年32初のギャティスが控えに回り、内野4ポジションユーリティのゴンザレスも近年は打力を増す等、控えの層も非常に厚い。これで元横浜のグリエルがMLBに適応するようで有れば同地区最強の打線と言ってもいいだろう。やや不安が残るとすれば、外野の若手の伸び悩みだが、レギュラー陣が好調なら、然程気にする必要も無さそうだ。
不安が残るとすれば守備面。外野は名手レディックが〆る右翼など問題点は少ないが3塁に守備がまだ発展途上のブレイクマンが入るとやや不安。また捕手はマキャンが入るがリード面では定評があるが全体的な守備力は前任者であるカストロ(→ツインズ)には及ばない。また、年齢的な事を考えるとスタッシ等の若手の台頭が望まれる所だ。

4位/カルフォルニア・エンジェルス
主力選手は強力だが層が薄い。特に先発陣は誰かがブレイクしないと軸が無い。
先発陣からは長年チームを支えたウィーバー(→パドレス)が抜けたが此処近年はエースとしての神通力は薄れており、大きな穴にはならない可能性は高い。エース格はシューメーカーになるが、寧ろ昨年途中移籍で好投を見せたワークホースのノラスコに期待した所。昨年移籍後の投球がフルシーズン出来ればエース格となるのだが。安定感ではエース格のリチャーズも肘に不安を抱えており、無理は出来無い状況。ヒーニーがTJ手術で離脱しているため、唯一の先発左腕となるスガックスには元TOPプロスペクトとしてある程度の飛躍は期待したい。5番手はノリス(←ドジャース)、共にスウィングマンのチャベス(←ナショナルズ)、ペティット(←ドジャース)といった辺りが争う事になりそうだが、やや厳しい所だ。
救援陣でもクローザーのストリートが開幕DL。昨年途中に移籍後6sを挙げ、復活の兆しをみせた元新人王ベイリーか、剛腕のベドロシアーンのクローザー起用が有力で、昨年不振だったストリートは其のまま抑えの座を追われる可能性もある。左腕がアルバレスのみではあるが、ラミレス、グエーラなと比較的リリーフ陣は整っている様に思えるが、後は昨年同様の成績が残せるか否かだ。
打線はまずまず。プホルズとトラウトと言う主軸は今年も相応の成績は残す筈。後は伸び悩むクロンがもう少し成績を伸ばせれば得点力も上がる。メイビン(←タイガース)、リベア(←ナショナルズ)という二人の瞬足テーブルヒッターや二塁手ながら24本塁打を放つなど長打力のあるエスピノサ(←ナショナルズ)を加えるなど脇を固める面子も揃ってきた。シモンズは故障は多かったが打撃は復調して居り、好打者エスコバーも健在でレギュラー陣の打線は厚い。控え層も此処数年に比べれば厚く、内野にユーリティながら一発のあるバブルエナ(←アストロズ)を加え、若手のマーティも昨年15本塁打。外野はトラウトは別格にしてもレギュラークラスが4人犇めく状態である。
捕手にはマルドナルド(←ブリュワーズ)を加え、若いペレスと併用。外野はほぼ鉄壁で、内野にも名手シモンズが控えるが、エスピノザや嘗ての名手エスコバーは守備面では当てに出来ず、クロンの守備もお世辞にも上手いとは言えないのが現状ではある。

5位/オークランド・アスレティックス
グレイ+20代半ばの経験の薄い先発陣が覚醒しだすと、途端に怖くなる(今まで前例もあるチームだけに。
先発陣は特に大きな変わりは無し。それだけにエース格であるグレイの復活は不可欠なのだが、開幕DLと先行きは不安だ。エース復帰までは、昨年唯一の二桁勝利投手であるブレイブマン、左腕のマナエア、昨年14試合に先発した24歳のメングデンと有望株のコットン、そして不振からの脱却を目指したいハーンで構成される。全員が20代と若い先発陣であり、またOAKと言うチームが躍進するときは必ずと言って良いほど、其れまで無名だった先発投手のブレイクがある事から、昨年の実績だけでは推し量れない部分も多い。
その若い先発投手陣を支える救援陣は手練れ揃いで中々に強力。完全復活を遂げたクローザー・マドソンに加え昨年31sのカシーヤ(←ジャイアンツ)が8年ぶりのチーム復帰。抑え経験もある左腕ドゥーリトルや昨年70試合登板で崩御率2.42と安定していたダル、それにヘンドリクスと言ったメンバーは健在だ。嘗てのMILの抑えアックスフォードも開幕DLいりしているものの、嘗ての絶不調を脱しており、先発陣がある程度踏ん張ることが出来れば、勝ちに繋がる試合も多く作る事が可能な救援陣は整備されている。
打線からはバレンシア(→マリナーズ)が抜け、代わってプルーフ(←ツインズ)が加入。また昨年の盗塁王R・デービス(←インディアンス)を呼び戻し、マネーボールヒッターでもあるジョイス(←パイレーツ)も加えるなど、打線も強化された。昨年移籍後ブレイクを果たした42本塁打のK・デービスや72試合で13本塁打を放った25歳のヒーリーなど若手も出てきており、下位でも遊撃で27本塁打を放ったセミエンや捕手ながら上位打線も打てるボクトが控えるなど、それ程油断の出来無い打線にはなっている。ただ、更なる得点力UPには故障で出場機会が限られたラウリーや、ずっと伸び悩み続けているアロンソらの奮起も必要かと思われる。また、控えながら13本塁打を放ったロサレスとも再契約を果たしてはいるが、控えの層が薄く、マイナーからの人材が昨年のヒーリーの様に活躍しないと、故障者が出た時に一機に戦力がダウンする可能性もありそうだ。
守備面ではボクトとフェグリーが務める捕手は安定して居るが、内外野ともレギュラークラスで名手と呼べる選手は少なく、他球団に比べるとやや劣る。
posted by 明日、いかりや。 | 16:06 | MLB | comments(0) | trackbacks(0) |
アメリカン・リーグ中地区順位予想(2017)
1位/クリーブランド・インディアンス
2位/デトロイト・タイガース
3位/カンザスシティ・ロイヤルズ
4位/シカゴ・ホワイトソックス
5位/ミネソタ・ツインズ

1位/クリーブランド・インディアンス
やっぱ、エンカーナシオン加入は大きいかと(ナポリ抜けたけど)。でも、キプニスの故障離脱は穴になる可能性も
殆ど自前で育てた強固な先発陣は今期も全員が残っており今季も強力な武器となる。14年のサイ・ヤング賞投手で昨年も18勝を挙げたクリューバーを中心に、故障離脱は多いのもの安定感のあるカラスコ、漸く独り立ちした感のあるバウアー、5年ぶりに二桁を上げたトムリンと高い奪三振率を誇るサザラーの5人の二桁勝利投手にに加え、15年には13試合先発で7勝を挙げたアンダーソンもローテーションの座を狙うなど戦力は充実している。
救援陣に目を向けると、昨年は途中からの加入だった絶対的な左のセットアッパーであるミラーが開幕からおり、非常に期待が持て、更に昨年は手薄だった左のリリーフにローガン(←ロッキーズ)を加えるなど、層が厚くなった。抑えのアレンに、右のセットアッパーのショー、オテーロと言ったメンバーも残っており、故障者が出なけければ確実に昨シーズンよりも戦力はUPしていると言えるだろう。
打線からは強打のナポリ(→レンジャース)と昨年の盗塁王デービス(→アスレティックス)が抜けたが、強力な打線の軸としてエンカーナシオン(←ブルージェイス)が加入。二塁手キプニスの故障離脱は痛いが、瞬足好打で好守の三遊間、ラミレスとリンドーアの若い二人の中心選手を始めもう一人の大砲サンタナ、外野では中堅のネイクィンなど、伸び盛りの若手が多い。また昨年故障でほぼ1年を棒に振った、主軸のブラントリーもOP戦ではまずまずの成績で、復活に期待をのぞかせて居る。内野の控え層の薄さは気になるが、外野にはブラントリーの故障で外野出場が増えレギュラー奪取となったチゼンホールや、途中移籍で好成績を残したガイヤーが控える。
捕手陣ではゴームズが正捕手格だが、そもそも打力を買われての正捕手だけに打撃不振は脱してほしい所。控えのペレスがWSの本塁打で一躍その名を挙げただけに、定位置は決して安泰では無い筈だ。
また、ディフェンス面でもキプニスの故障とゴームズの不振が穴になる可能性がある。

2位/デトロイト・タイガース
故障者かでると選手層の薄さが出るけど、レギュラークラスは投打とも非常に強力。
昨年の先発陣はバーランダーの復活と、新人王フルマーの予想以上の活躍に支えられた感があったが、バーランダーは兎も角、新人のフルマーが二年目のジンクスに陥らないとも限らない。やはり、先発ローテーションの安定には昨年不振に沈んだ二人の右腕、15年の最優秀防御率投手・サンチェスと15年までWHSのエースだったジマーマンの復活が欲しい所だ。ただ、26歳のボイドに24歳のノリスと言った若手左腕が成長して居る事も鑑みれば、先発の層は比較的分厚いと言える。
救援陣も昨年と略同じメンバー。ベテランの域に達してきたクローザーのK-RODも此処数年は失点は有るものの安定しているが、そろそろ世代交代の欲しい所。剛腕で数年前から期待されて居るロンドン辺りがそろそろその地位を奪っていかないと停滞から総崩れと言うパターンもある。左右の両ウィルソンに左のライアン、右のスウィング兼任であるグリーンと駒は揃って居るが、圧倒的な選手がいない事が、CLEとの差になって居ると思われる。
打線は相変わらず強力。主砲・カブレラと今年の12月で39歳になるV・マルティネスの両主砲は相変わらず健在。移籍1年目のアップトンはやや期待外れだったがそれでも31本塁打、DJ・マルティネスは40試合以上に欠場しながら22本塁打を、カスティリャノスも50試合以上に欠場しながら18本塁打放ち、キンズラーも28本塁打と脇を固める面々も強打者揃いだ。ただ、中堅を分け合ったメイビン(→エンジェルス)の穴は埋まっておらず、若手コリンズの成長待ちと言う所だろう。控えにはユーリティのロマインやジョーンズの他、外野にはモヤや移籍のマートック(←レイズ)が控えるが、主力選手との実力差は大きい。
捕手はアビラ(←ホワイトソックス)の復帰で2年ぶりに正捕手マキャン、控えアビラの体制となるが、特に大きな問題はない。守備面では遊撃に名手イグレシアスを抱え、センターラインはまずまず。控えに拙守の選手が少なく、大きな破たんは少ないと見ていいだろう。

3位/カンザスシティ・ロイヤルズ
ペレスは何とか開幕間に合う見たいですね。でも彼方此方に故障が増えてきていて、心配の種ですが。
オフにエース格だったベンチュラが事故死するという、ショッキングな事件が発生し、更にボルゲス(→マーリンズ)の抜けた。穴を埋めるのは、昨年途中先発に再転向し、左のエース格として投げたダフィーに、急きょ補強されたハメル(←カブス)と昨年全休のバルガスの二人のベテランとなる。ハメルは昨年15勝を挙げて居るモノの打線に助けられた恰好であり、決して好調とは言えなかっただけに14〜15年程度の投球が求められるが、果たして如何なるか。ダフィーに関しても何度も先発挑戦してはリリーフに回されるを繰り返してきているだけに全般の信頼はおけないが、何とか先発の一角に定着してほしい所。バルガスに関しては、あの精度の地チェンジアップが復活して居るか否かがカギとなる。残る2枠にはワークホースのケネディと故障がちでは有るが先発は十分に任せられるカーンズ(←マリナーズ)が控えており、ローテーションは埋まる。スウィング要員のヤングやウッド(←カブス)先発でテストされており、ベンチュラの穴埋めのためのやり繰りが、層の厚さを作る可能性もある。
救援陣からも屈指のクローザーだったデービス(→カブス)が抜け戦力ダウンは必至だが、それでもデービスと共に試合後半を支えたヘレーラに、チームの元クローザー、ソリアは健在。新人だった左腕ストラームに加えOP戦ではリリーフ専任で11〜12年のATL主戦左腕であるマイナーが復活を遂げて居て、中々に面白い。
打線からは格となったモラレス(→ブルージェイス)と瞬足の4番手外野手としてチームに貢献したダイソン(→マリナーズ)が抜けたが、昨年故障で殆どのシーズンを棒に振ったムスターカスが復帰すれば殆ど穴は埋まりそう。このムスターカスとゴードンの故障の穴埋めで、メリフィールドやカスパード、オーランドと言ったレギュラーも狙える選手が成長し選手層が厚くなったのは、正に怪我の功名と言った所か。未完の大砲・ソレア(←カブス)の故障は痛いが格安でFA補強した大砲モス(←カーディナルス)なども健在で、またモンデシーやドジアーと言った若手も伸びてきている。また、チームのコアとなる前述のムスターカスやゴードンに加え、ホズマー、ケイン、エスコバー、ペレスと主軸所は残留して居り、上位がもたつけば、勝機は十分にありそうだ。
ディフェンス面での懸案は、やはり勤続疲労の出て来た正捕手のペレス。WBCでは破壊しかけたビュテラでは役不足でもあり、もう少し確りと控えが欲しい所だが、年俸総額の制約もあって、中々に難しい。

4位/シカゴ・ホワイトソックス
チーム解体中ではあるが、それなりに戦力は揃って居るため、大負けはしなさそう。ただ、チーム状態次第では更なるファイヤーセールの可能性も。
先発陣からは大エースと言っても過言では無いセール(→レッドソックス)が抜け、代わりに同じ左腕のホランド(←レンジャース)が加入。セールには遠く及ばないものの数年前まではTEXの左のエース格だった事を鑑みれば、復調すれば「もしや」の期待もある。安定感抜群のキンタナ、ロドンと言う左腕トリオに、ベテランのシールズと、安定感のあるゴンザレスの両右腕で5枠は埋まるが、シールズには嘗ての安定感は無いだけに、トレードで獲得した昨年11試合先発の23歳のロペスやプロスペクトのジオリト(←共にナショナルズ)と言った若手に取って代わられる可能性もある。
リリーフ陣も、NYY時代から心臓に悪い事でお馴染みのロバートソンをクローザーに、ジェニングス、ジョーンズの左右のセットアッパーが居り、後半は安定して居る。嘗てのセットアッパー、ペトリカや漸く台頭したイノアらも居り、ミドルリリーフも比較的駒が揃って居る。
打線からは1番のイートン(→ナショナルズ)が抜け、信頼のおけるテーブルヒッターが不在となった。若手のティルソンやアンダーソンにその座を任せる予定の様だが、上手く行かないと得点力に関わってきそうだ。アンダーソンと守備位置は被るが、更に若いプロスペクトのモンカーダ(←レッドソックス)辺りが上位で台頭して来れば面白い。主軸のカブレラ、アブレイユ、フレイジアーは健在なので、その前後をしっかりと固めることが出来れば、得点能力も上がってくるため、伸び悩み気味のラウリー、A・ガルシア、デービットソンと言った20代半ばの選手にも期待したい所だ。捕手は昨年メインを務めたアビラ(→タイガース)、ナバーロ(シーズン中にTORへ。現在FA)が共に移籍。新鋭のナルバイエスが務める予定だが、まだ荷が重い。マイナー契約のソート(←エンジェルス)辺りのバックアップは必要不可欠だろう。

5位/ミネソタ・ツインズ
投手陣が貧弱すぎます。
先発陣のエース格はサンタナ。先発陣では唯一の防御率3点代と安定していたが次が続かない。本来ならエース格のヒューズは昨年膝の故障も有って僅か1勝。OP戦でも打ち込まれており行く先は暗い。寧ろ昨年5点代の防御率だったギブソンがOP戦では好調でもあり、30試合以上に先発出来れば十分に2番手格として機能しそうだ。左腕のミローン(→ブリュワーズ)は抜けたが、スクリューボーラ―の左腕サンチアゴに、昨年は防御率6点代ながらも9勝を挙げた球威のあるダフィーや、まだ22歳と若いベリオスと言った若手右腕が加わって何とかローテーションは埋まるが、やはり、サンタナ以外にもう一枚軸になる投手が欲しい所だろう。
救援陣には昨年防御率1点台だったベテランのベライオ(←ナショナルズ)が加入した程度で殆ど変化無しだが、本来の抑え、パーキンスが復活しない事には、面子が揃わない。一応、セットアップのキンツラーが昨年17sを挙げ代役クローザーは勤め上げたが、今期も序盤はそうなるだろう。右のプレスリーにトンキン、左のロジャース、ボーシアーズと奪三振能力の高いリリーフは多いだけに、誰か若手が取って代わる位の投球を見せる事が出来れば、安定はするのだが・・・。
打線からは3塁のレギュラー格だったプルーフ(→アスレティックス)が抜けたが、昨年二塁手の最多本塁打記録を塗り替えたドジアーが残留。主砲格のサノを始めケプラーやポランコと言った20代前半の選手がレギュラーに定着しつつあり、彼らが順当に成長するようで有れば、打線の見通しはいい。伸び悩むTOPプロスペクトのパクストンやロサリオ、故障さえなければ30本塁打も望めるバーガスと言った脇を固めるメンバーも素質十分で、歯車がかみ合いだすと怖い存在になりそう。コンバート後は低迷の続くチームの至宝・マウアーの存在がかすむレベルで若手が活躍しだせば、投手陣よりは遥かに多くの望める筈だ。控えにも、インフィールド3ポジションを無難に守るエスコバーや外野では、レギュラー格の活躍を見せたグロスマン、強肩のシャック(←ホワイトソックス)らも居て、層の厚さも悪くはない。スズキ(→ブレーブス)が抜けた穴は、好守で鳴らすカストロ(←アストロズ)が加入して居り、戦力的にはUPしているといってもいいだろう。
課題の穴は3塁か。サノの守備は打撃優先でお世辞にも言えず、穴になる可能性は十分にある。翻って外野には身体能力の高い選手が揃って居り、ポカもあるが、十分な守備力を誇っているといってもいい。
posted by 明日、いかりや。 | 22:57 | MLB | comments(0) | trackbacks(0) |
アメリカン・リーグ東地区順位予想(2017)
1位/ボストン・レッドソックス
2位/トロント・ブルージェイス
3位/ボルティモア・オリオールズ
4位/ニューヨーク・ヤンキース
5位/タンパベイ・レイズ

1位/ボストン・レッドソックス
セール獲得の時点で、優勝候補最右翼となったといっても過言じゃ無いでしょう。
先発陣にはリークNo.1左腕のセール(←ホワイトソックス)が加入。同じくリーク屈指の左腕であるプライスに、覚醒した昨季サイ・ヤング賞右腕、ポーセロの3本柱はMLB屈指でしょう。4番手以降も絶滅危惧種ナックルボーラ―のライトに、覚醒しつつあるポメランツと期待の若手でもあるロドリゲスの両左腕が争う。質量的に6人ローテであっても十分に回す事の余力のある先発陣だ。殆ど戦力になって居なかったバックホルツ(→フィリーズ)の移籍も何ら問題ではない。
先発陣から比べるとリリーフ陣はやや格が落ちる。長年ミドルリリーフを支えた田澤(→マーリンズ)の抜けたが、特に昨年後半、チームを支えた上原(→カブス)とジーグラー(→マーリンズ)が抜けたのは痛い所だろう。代わるセットアッパーにソーンバーグを加えたがセットアッパーとしての地位を固めたのが、漸く昨年になってからと言う実績の不足はやや不安材料。抑えのキンブレルは流石と思える部分も多いが、嘗て程の神通力はないだけに、残るリリーフ陣、右腕で有ればバーンズ、ヘンブリー、スミス、左腕で有ればロスやアバットと言った面々に一層の安定感が望まれる。
打線からは主砲のオルティズが引退で抜けた。38本塁打、127打点の穴を埋めるのは容易ではなく、一応30発100打点トリオの二人(ベッツ、ラミレス)は残ったが、マークが厳しくなる分、昨年ほどの成績を残せるかは微妙な所。無論オルティズ以外にもボガーツやペドロイヤ、ブラッドリーと強打者は揃って居るので、油断はなら無い打線ではある。また昨年16本塁打、71打点と下位打線のポイントゲッターだったショー(→ブリュワーズ)も抜けているが、此処は代わりに加入した一塁手のモアランド(←レンジャース)が成績的にはほぼ同等で、穴埋めにはなるだろう。後は期待の星、ベニンテンディーと移籍後殆ど活躍して居ないサンドバルが何処まで活躍できるかだろう。特に後者は、この春に関していえば非常に好成績を残しており、捲土重来の可能性もある。控えにはレギュラーも可能な万能野手ホルトに、いぶし銀の活躍を見せる元Dバックスの主砲ヤングが控えるが、仮にサンドバルが不振の場合は、ホルトが三塁に回るため、選手層が薄くなる可能性もあり、やはり戦力維持にはサンドバルの復活が不可欠と言えよう。
捕手は好打のレオンとディフェンシブなバスケスの両捕手で賄うが昨年は共に安定はしていた。バスケスがデビュー当時の強肩を復活させるような事があれば、正と二番手の立場も変わりそうだが。外野はベッツとブラッドリーと言う守備範囲の広い二枚の名手が控え手堅い。内野にも一塁に昨年Gグラブのモアランドを加えており、安定感は増しているが、故障明けのサンドバルが何処まで動けるかがカギで、大穴になる可能性も否めない。

2位/トロント・ブルージェイス
エンカーナシオンは流出したが、バティスタの残留には成功し、攻撃力の大幅な減少を回避した模様。
先発陣は昨年、ベテラン勢の奮起や若手の成長により、例年に無く安定していた。20勝を挙げたハップや、低被打率TOPのエストラーダなどベテラン勢の活躍が特に目立ったが「予想外の」大化けとも言え、果たして今シーズンも同様の内容を残せるかと言うと、やや疑問符がつく。今シーズンはベテランのナックルボーラ、ディッキー(→ブレーブス)も抜けており、そうなるとやはり若手の更なる成長に期待をしたい所。昨年15勝で僅か2敗のサンチェスや、WBCの決勝で「お前は誰やねん」という程の快投を見せたストロマンの更なる成長(サンチェスはフルシーズンでの活躍)が望まれる。5番手には移籍後安定していたソリアーノが入る予定だが、昨年の移籍後が出来過ぎの感もあり、更なる先発要員が必要になる可能性もある。
リリーフ陣は、やや貧相。若きクローザー、オスナとオスナの19歳年上、大ベテランのセットアッパー、グリーリは安定しているが、昨年同様に働けるか。オスナは今後屈指のクローザーに成りうるか、グリーリは現役を続行できるかの試金石となる。昨年レベルの活躍が出来れば8回以降は安定するが、FAで加入した左腕、ハウエル(←ドジャース)以外は脇を固めるメンバーがやや役不足。昨年のピアージニの様に、急成長してミドルリリーフを担える存在が現れないとやや厳しい。
打線がらは昨年42本塁打127打点のエンカーナシオン(→インディアンス)と24本塁打のソーンダース(→フィリーズ)が抜け戦力ダウンは必至だが、それでも両打ちの強打者モラレス(←ロイヤルズ)に昨年は270打数以下で12球団合計13本塁打と相変わらずパンチ力のあるピアーズ(←オリオールズ)である程度穴は埋まるだろう。残留を決めたバティスタは流石の強打者だが例年故障離脱もあり、エンカーナシオンほど多くは望めないだけに、契約延長を決めたスモークや昨年途中移籍後は散々だったアップトンらの奮起が必要。後、一昨年の移籍後成績が平凡化しているトロウィッキーも気がかりではある。一方でトラビスやピラーはテーブルヒッターとして成長してきている。控えは両翼に本職の一塁、更に昨年は何故か2塁にもいた、前述のピアーズに、元Gグラブでカブスの正二塁手だったバーニー、外野には左殺しで走力もあり得点圏打率も高いカレーラとそこそこに選手層は厚いが、捕手は攻守にレベルの高いマーティンの控えが殆ど実績の無いヒメネスと言う事もあり、やや不安だ。
守備面ではバティスタの守備範囲にやや不安は残るが、残りのポジションは手堅い。Gグラブ経験者の三遊間やミット捌きに定評のあるスモークが居る内野、共に瞬足で守備範囲の広いアップトンとピラーなどが揃う。

3位/ボルティモア・オリオールズ
テーブルヒッター不足を如何解決するかも鍵の一つかと。
先発陣はガヤード(→マリナーズ)が抜けたが、それ以外は殆ど昨年と変わらず。ただ、左腕のマイリーが開幕からローテーションに加わっているのは心強い。一昨年の不振を脱し、本来の投球を取り戻したティルマンがエース格、此処に前述のマイリー、昨年30試合に先発し二桁勝利に後一歩と迫ったコーズマン、スウィングから先発に転じ二桁勝利をマークしたバンディーと言った次世代のエースを期待される面々が揃う。5番手はベテランの域に達したヒメネスと中堅どころのライト、ウィルソンの争いとなるが、ヒメネスが復活基調を見せないとやや厳しいか。前述した「エース候補生」のコーズマンやバンディ―といった所がもうひと周り成長を見せれば、BOSですら喰う可能性もある。
救援陣も昨年と略同様の陣容だが、不足して居たリリーフ左腕に昨年SEAで貴重な働きをしたヌーノ(←ドジャース)を加えた。クローザー固定後抜群の安定感を示し、昨年に至っては47sに防御率0.54と圧巻の投球を見せたブリットンにブラーチ、オデイと言ったセットアップマンコンビは此処数年と同じ面子、昨年からは此処に剛腕のギブンスが加わった。左腕は前述のヌーノが軸となりそうだが、アキーノやハートと言ったボーダーライン上の左腕が一皮むけて定着するようならバリエーションも増える。
打線からは攻守の要だったウィタース(→ナショナルズ)が抜けたものの、カスティーヨ(←Dバックス)を加え、穴を埋めた。本塁打王トラムボも残留し、加えて右投手キラーで高出塁率のスミス(←マリナーズ)も加入して居て、寧ろ昨年よりも攻撃力はUPしたと言っても良いだろう。47本塁打のトラムボを筆頭に38発の元本塁打王デービスや37本塁打のマチャド、29本塁打を放ったジョーンズに25本塁打のスコープと並ぶ打線は他球団の驚異となる。特にマチャドとスコープはまだ20代半ばと伸びしろもあり、更なる本塁打増産も予想される。懸案は「ベストなテーブルヒッター」。昨年チーム事情で1番を打ったジョーンズは本来中軸打者でテーブルヒッターとは言い難い。寧ろ相手が右投手なら、SEAでも1番を打ち球を良く見るスミスが、左なら比較的足のあるリッカードが務めるか、若しくは金が昨年レベルの成績を残せるので有れば金固定の方がしっくりくるのでは無いかと思われるが、どの様な打線を組むのか、興味深い所だ。
守備面では好守ハーディーにやや衰えもあるがそれでも手堅い。ただ、内野の層は、一塁を除き、元正二塁手のフラハティは控えるモノのやや手薄感がある。肩の強さは相変わらずだったジョーンズを筆頭に、外野はまずまずと言った所か。

4位/ニューヨーク・ヤンキース
G・サンチェスと心中です。このチームは。
一番テコ入れしたい先発陣に大きな補強は無し。今年も春先は好調とは言え、肘に不安のある田中、嘗ての迫力は無いベテラン左腕のサバシア、奪三振率は高いが大量失点も多いピネダの3本柱となる。サバシアについてはピッチングスタイルの変更に成功しつつあり、昨年同様の投球が出来れば近年では最もアテになる可能性があるが、ピネダはもう少し勝負所での失点を防ぎたい所。田中は通年で故障しないことが鍵か。4番手以降はかなり不安。セベリーノ、グリーン、ミッチェル、セッサ辺りが候補と言えるが、誰かがローテを担えるほどに本格化しないと厳しい状況にはかわりがない。
翻って救援陣は昨年夏場前ほどでは無いが、同地区ではかなり強力なメンバー。抑えのチャップマン(←カブス)呼び戻しに成功し、昨年途中OAKから復帰したクリッパードもセットアップマンとして復活、これで負担が減れば登板過多だったベタンセスの負担も随分と軽減される筈だ。スウィングにもこれまたヤンクス復帰後に安定感を取り戻したウォーレンもいる。一昨年程の安定感がなかったシュリープに漸くメジャーに定着したレインと言う左腕陣は一昨年程の安定感は無いが、それでもか弱い先発陣の助けにはなりそうだと言えよう。
打線は1にも2にも昨年急進化を遂げたサンチェス次第と言える。サンチェスがこのまま成長しハワード状態になればチーム得点力もアップし、ポストシーズンも狙える可能性もあるが、コケる様なら最下位も見えてくる。オープン戦を見る限りでは昨年同様の打撃を維持して居るだけに、此処が主砲として安定して出場できるだけで、全然違ってくると言えよう。打線からはそのサンチェスに追われる形でマキャンが移籍。テシェーラも引退しだが、代わるDH候補にベテランのホリディ(←カーディナルス)を、更に昨年のナ・リーグ本塁打王カーター(←ブリュワーズ)を獲得。昨年全休した期待の大砲候補の一人、バードも復帰してきており、昨年後半の得点力も期待したい。前後を固める打者もカストロやグレゴリアス、ヘッドリーなど一発を秘めた選手が多く油断出来ない打線となるが、その中でグレゴリアスが出遅れそうなのは痛手。内野は1塁意外はトレイエス位しか目ぼしい控えが居ない為、特に内野の左側は故障者が出ると一気に崩れかねない。翻って外野は選手層が厚く、相応の走好守を見せるガードナー&エルズベリーの両ベテランに強肩・ヒックス、大型外野手のジャッジなどが控える。若手が躍動するようで有れば、それにつられてベテランも輝きを取り戻す可能性も多いあるだろう。
守備面でも先ずはサンチェスが故障しないことが絶対条件。ロマインは2番手としては安定して居るが正捕手と考えると厳しい。外野は兼任野手やベテランが守らない限りは問題はなさそうだが、内野は前述通りで、左側が特に手薄だ。

5位/タンパベイ・レイズ
打線が如何にかならないものかと。兎に角、上位打線に出塁率が欲しい所。
先発陣からは7勝を挙げた左腕のスマイリー(→マリナーズ)が抜けた。ローテーションは、無援護エースのアーチャーに、これまた援護不足で10勝止まりだったオドリッジ、11年のドラフト1位で昨年6勝を挙げた左腕のスネル、同8勝の右腕アンドリュース、そしてTJ手術から復帰し昨年も5試合に先発したカッブ(表記によってはコブ)がローテの5枚になる予定。スネルの伸びしろに期待したい一方で、術後明けのカッブはあまり無理が利かないこともあり、スウィングのラミレスや、トレードで獲得したプロスペクトのレデオン(←ドジャース)、AAAの先発要員であるプライット、ハメルと言った若手の早期昇格→登板も予想される。
救援陣からは左腕のロメロ(→ナショナルズ)が抜けたが、殆ど現状を維持。抑えに昨年37sを上げたコロメイが座るが、一昨年の最多セーブ王、ボックスバーガーが故障から復帰し、15年に35sを上げたトールソン(←レンジャース)も加入して居り、層は厚くったと言える。前述ロメロの移籍で左腕がセデーニョ1枚になってはしまったが、同地区内で言えば、比較的安定した救援陣を抱えて居ると思われる。
得点能力の向上を考えると先ずはテーブルヒッターの成長が不可欠と言えるが、唯一出塁率で期待の持てるフォーサイス(→ドジャース)も移籍し、現状ではやや厳しい。守備では素晴らしい強肩を見せるキーアマイアーだが、打撃面では難しい。期待したいのが移籍のスミス(←マリナーズ)。昨年ATLでは22盗塁だったが、マイナーでは相当の盗塁数を稼いでおり、出塁率が上がれば、テーブルヒッターとしては恰好の存在となる、守備位置を争うソウザやラスマス(←アストロズ)らは一発はあるが打率、出塁率は低い選手なだけに、レギュラーは十分に狙える。また、昨年途中にSFから移籍したダフィーにも上位打線で期待をしたい。一二番の出塁率が上がれば、例年それなりの成績を収めて居る、主砲のロンゴリアに24本塁打のディッカーソン、昨年突如ブレイクを果たしたミラーらがそれなりの成績を残せば、昨年よりも得点力が上がる可能性はある(但しミラーは昨年が出来過ぎなだけに、今期も同様と思うとやや辛いかしれない)が。控えにはゾブリスト的に使われ始めて居るフランクリンに、内野にベッカムがおり、外野はDHも絡め5人体制で組まれており、代替は利く体制と言えよう。
後は捕手で移籍のラモスがいつ復帰できるか如何か。現状だと、昨年のレギュラー格サカリと、多分ギリギリでメジャー契約臭いマイナー契約のノリス(←ナショナルズ)が代役を務める事になりそうだが、ノリスが一昨年までの打棒を見せてくれるとチームとしてはDHにも使え随分と助かる筈なのだが。
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移籍情報(2017/1/1-31[2])
本当にSEAはよく動いたなと。

トレード移籍

11/23
ローガン・フォーサイス内野手(レイズ)
 ↑↓
ホセ・レデオン投手(ドジャース)
ケンドリック(→PHI)を放出し、アトリーとの再契約も今の所無いLADが兼ねてから噂のあったドジアー(MIN)の移籍交渉か暗礁に乗り上げた為、矛先をフォーサイス変えた。主軸を打つにはやや迫力は欠けるが、元々がユーリティと言う事もあり、使い勝手は良い選手。選球眼も悪く無い。
TBとすれば、有望株の一人であり、昨年デビューを果たしたレデオンを交換相手としており、これも悪く無い恰好。2塁の代役もベッカムや外野兼任のフランクリン等が台頭しており、穴は埋まりそうだ。

1/19
ダン・ストレイリー投手(レッズ)
 ↑↓
オースティン・ブライス投手、mルイス・カスティーヨ投手、mアイザイア・ホワイト中堅手(マーリンズ)
MIAが先発補強としてCINで復活を遂げたストレイリーを獲得。だが、致命的な玉の軽さがどう影響するか。比較的投手有利な本拠地への移籍で昨年同様の成績を残せれば良いのだが、良かったのは去年とOAKで先発定着した13年だけという実績の無さは気がかり。
CINとすれば、昨年偶々拾ったストレイリーで若手3選手を獲得した恰好だが、ホワイトは全くの未知数。昨年メジャーデビューを果たしたブライスが使いものになら無いとやや苦しい。下での成績を見る感じだとカスティーヨに一番将来性を感じるが・・・。

1/11
シェイ・シモンズ投手、マレックス・スミス外野手(ブレーブス)
 ↑↓
mルイス・ゴハラ投手、mトーマス・バロウズ投手(マリナーズ)
SEAがチーム内の数少ないプロスペクトであるゴハラと昨年のD4位バロウズのりょぅ左腕を放出し、中継ぎ要員のシモンズと、快足M・スミスを獲得。スミスは下記する様に、先発左腕獲得要員だったもようだ。
再建中のATLとすれば、TOP100には居ないとは言え、有望株である事には違いないゴハラに保有権が長いバロウズの獲得は、将来的な部分を見越しての事だろう。

ドリュー・スマイリー投手(マリナーズ)
 ↑↓
mライアン・ヤーブロー投手、mカルロス・バルガス遊撃手、マレックス・スミス外野手(マリナーズ)
TBが先発の一角スマイリーを放出。若手3選手を加えた。
SEA側からみれば、やはり先発の3番手を任せられる存在のスマイリー加入は大きい。だが、昨年、やや期待外れだったマイリー(BAL)よりも故障が多く、更に昨年成績を落としているのは、やや気がかりだ。
TBは有望株のヤーブローに加え、瞬足のスミスも獲得。特にスミスは昨年苦労したテーブルヒッターの筆頭候補になる。

1/6
ネイト・カーンズ投手(マリナーズ)
 ↑↓
ジャロッド・ダイソン外野手(ロイヤルズ)
下記でS・スミスを放出したSEAが変わりにKCからダイソンを獲得。タイプは全く違うが、昨年SEAでは使えなかった「足」と言う武器を使えるのは大きい。そして何よりも其の守備力は中堅を守るマーティンと共に、今だ広いセーフコでは武器となる筈だ。
KCとすれば、やや故障が多いとは言え、先発経験のあるカーンズの獲得は、この時点においてはボルゲス(→MIA)の穴を安価かつ長期的に埋める事を考えれば、理解はできる。定着できれば投手陣のリーダー格になりうるメンタリティーも魅力にあっただろう。

ヨバニ・ガヤード投手+金銭(オリオールズ)
 ↑↓
セス・スミス外野手(マリナーズ)
SEAが「右殺し」のスミスを放出し実績十分のガヤードを獲得。
BALとすれば、期待値の割に仕事をしなかったガヤードは不良債権気味で、ともすれば戦力構想から外れて居た可能性もありそうで。獲得したスミスは、恐らくSEA在籍中と同様に準レギュラー的な起用と成るだろうが、使い方を間違えなければ、嫌らしい打者ではある。
SEAとすれば、投手に優位な球場でのガヤード復活に賭けたか。仮に復活ならば、嘗てはMIL、そしれTEXでもエース級の活躍を見せて居ただけに、強力な補強となる。まだヘルナンデスと同じ年齢だけに老け込む歳でも無い。
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移籍情報(2017/1/1-31[1])
今更ですが、1月の主なFA移籍の私感など

※FA移籍

1/30
カート・スズキ捕手(ツインズ→ブレーブス)
攻守に定評のある日系捕手のスズキがATLへ。そろそろベテランの域では有るがまだ34歳と老け込む歳でも無く、立場的には2番手としての加入だが、守備面での復活が有れば、正捕手復帰も十分に考えられる。

コルビー・ラスムス外野手(アストロズ→レイズ)
昨シーズンは外野で鉄壁の守備を見せたラスムスがTBへ。問題は勿論.206という低打率だが、せめて本塁打だけでも15年の25本に近い数字を出す事が出来れば、外野の一角として、下位打線を任せることは出来なくもないが。
ただ前述通り守備は鉄壁(外野3ポジショントータルのDRSが+20とかどんだけやねん)。

1/28
グレッグ・ホランド投手(→ロッキーズ)
14、15年とKCのクローザーとして君臨し、両年共に46s以上、防御率1点台前半、WHIP0点台と言う圧巻の投球を見せたホランドが、投手地獄クワーズを本拠地とするCOLで復帰。15年の後半から16年の丸1年をTJ手術で棒に振っているが、以前の投球が復活するようなら、クローザーを固定出来無かったチームにとっては朗報なのだが。

1/26
スコット・フェルドマン投手(ブルージェイス→レッズ)
HOUでは主にスウィングマンとして好投していたものの、TOR移籍後は散々だったフェルドマンがCINへ。チーム状況を考えれば先発起用も十分にあり得るだろう。昨年のHOUでの投球が出来ればローテ下位は十分に勤まる。

ブレッド・アンダーソン投手(ドジャース→カブス)
下記するロス(SD→TEX)争奪戦に敗れたCHCがアンダーソンを獲得。昨年はクオリティ・オファーを受諾して挑んだシーズンで、全く機能しなかった左腕が、果たして復活出来るか否か、やや懐疑的な所もある。
そもそも、故障があまりにも多い。

1/25
アダム・ロサレス内野手(パドレス→アスレティックス)
昨年意外な長打力を見せたロサレスがOAKへ復帰。昨年同様のパンチ力を見せる事が出来れば内野の貴重なバックアップとなるが、昨年だけ突出して居る事を鑑みる度フロックと言う可能性もある

1/24
ニック・ハンドリー捕手(ロッキーズ→ジャイアンツ)
昨シーズンのCOLの正捕手が敢えて絶対的正捕手・ポージーが控えるSFへ移籍。出番は激減するだろうが、正捕手クラスのハンドリーが加入した事で、SFとすればポージーを一塁起用して休ませる策を多く取る事も出来、戦力的には中々の上積みとなりそう。

ルイス・バブルエナ内野手(アストロズ→エンジェルス)
以外なパンチ力と、内野ならどこでも堅実な守備を誇るバブルエナがLAAへ。エスピノザと二塁を、エスコバーと三塁を争うが、昨年故障がちだったシモンズのバックアップも担う。インフィールダーのどの選手の代わりも勤まる貴重な人材。

1/23
ショーン・トールソン投手(レンジャース→レイズ)
15年のTEXのクローザー、トールソンがTBへ移籍。不振から脱している様で有れば、抑えのコロメやボックスバーガーの負担軽減に一役買える存在となりうるが、好調だったのがその15年と前年の14年だけという実績の無さが不安材料。此処で駄目だと消えかねない。

1/20
サンチアゴ・カシーヤ投手(ジャイアンツ→アスレティックス)
SFを3度のWS制覇に導いた立役者の一人と言っても過言ではないカシーヤが久々のOAK復帰。既に36歳と選手寿命としては後半に差しか勝ってはいるが、それでも、その安定感は買えるだろう。セットアップマンでの起用が濃厚だが、マドソン次第では抑えも十分にある。

トレバー・ケーヒル投手(カブス→パドレス)
CHCではスウィング、若しくはミドルリリーフで好投したケーヒルがSDへ。とは言え、元々はOAK、ARIでエース格を張った投手だけに、チーム事情も考えれば、復調あれば先発起用も念頭にありそう。

1/19
ネフタリ・フェリズ投手(パイレーツ→ブリュワーズ)
PITではリリーフとして復活基調をみせたフェリズがMILへ。昨年次々と救援投手を放出したチーム事情を考えると、抑え候補の一番手と見てもいいだろう。ただ、打者優位の球場に移って、昨年レベルの投球ができるか否か。

タイソン・ロス投手(パドレス→レンジャース)
故障による不振もあってSDをノーテンダーにされたロスが、複数球団の争奪戦のすえTEXへ移籍。故障さえ癒えれば、少なくとも3番手クラスの先発投手を任せることの出来る実力者で有る事を鑑みれば、優勝を狙うTEXとすれば心強い補強となる。

マイケル・ソーンダース外野手(ブルージェイス→フィリーズ)
ほぼ、自己ベストの数字を残したソーンダースが再建途上のPHIへ移籍。チーム事情を本人の16年の成績を考えると主軸として期待をされてることが分かる。昨年同様の成績が残せれば、PHIの上位進出の目も出てくるが、SEA時代から、やや故障が多いのが気がかりだ。

1/18
トレバー・プルーフ三塁手(ツインズ→アスレティックス)
MINでは故障で守備位置を奪われた格好になったが、それでも12本塁打を放ち、14年15年は連続で80打点以上、15年には22本塁打とパンチ力もあるプルーフがOAKへ移籍。トレードで移籍したバレンシア(SEA)の穴を埋めると共に、主砲に成長したK・デービスの援護砲としての期待もある。

1/17
アレクシ・アマリスタ内野手(パドレス→ロッキーズ)
ユーリティ―のアマリスタがCOLへ移籍。ただ、COLへ2塁に16年首位打者&14年Gグラブのレメイヒュー、3塁に2年連続2冠王+Gグラブ常連のアレナド、更に遊撃は昨年27本塁打と突如化けたストーリーがおり出場は限定的か。

1/13
クリス・アイアネッタ捕手(マリナーズ→ダイヤモンドバックス)
SEAで正捕手格を務めたアイアネッタが正捕手カスティーヨ(BAL)の抜けたARIへ移籍。出塁率こそ良いものの、他の面では前任者に及ばないだけに、「得意」とされるフレーミングでドレだけ投手陣の成績に寄与できるか。

1/5
エドウィン・エンカーナシオン指名打者(ブルージェイス→インディアンス)
TORの3主砲の一人、エンカーナシオンが16年のア・リーグ覇者CLEへ移籍。発展途上の若い選手も多く、この中に実績十分の大砲が加わる相乗効果は、昨年主軸を務めたナポリよりも遥かに大きい。長打力のある選手はいるには居るが、此処まで突出した主砲が居ないチームで有れば猶更。

1/3
ドリュー・ストーレン投手(マリナーズ→レッズ)
移籍先のTORでは散々だったものの、シーズン途中でSEAに移ってからは、やや復調気配を見せたストーレンが再建途中のCINへ移籍。15年まで慣れ親しんだナ・リーグだけに上手くハマれば面白いのだが。

ラジャイ・デービス外野手(インディアンス→アスレティックス)
36歳にして自己初の二桁本塁打と、念願の盗塁王を獲得したR・デービスが6年ぶりのOAK復帰。チームに欠ける「走れる」選手であり、また手薄な外野陣を考えれば手頃な選手でもあるが、今年で37歳となるその年齢を如何捉えるか。
posted by 明日、いかりや。 | 22:26 | MLB | comments(0) | trackbacks(0) |
移籍情報(2016/12/15-31)
本当に今オフは動きが少ない。トレンドとしてはLADのジャンセン、ターナー、NYMのセスペデスら、目玉の大物が元鞘パターンの再契約が多い気がする。

※トレード移籍

12/20
クレイ・バックホルツ投手(レッドソックス)
 ↑↓
mジョシュ・トビアス二塁手(フィリーズ)
バックホルツに関しては「よく今まで放出されなかったな」と言うのが正直な感想。首脳陣が期待を捨てきれ無かったのか、はたまた、相手すら無かったのか。嘗てはエース候補、と言われそれ相応の投球を見せるシーズンもあったが、そう言うシーズンに限って故障離脱。此処数年は早いイニングで炎上する事も日常茶飯事だった。ただ、一度リリーフに回ってから先発復帰した今シーズン後半は比較的安定した投球を見せて居ただけに、ローテ4番手以降ならば、或は活路は見いだせる可能性はある。
交換相手は殆ど戦力としては考え難いが、大卒2年目でまだ後2年保有権があり、尚且つA+ではそこそこの成績は残しているだけに「化ければ儲けもの」程度のものだろう。


※FA移籍

12/23
ブラッド・ジーグラー投手(レッドソックス→マーリンズ)
衰え知らずの下手投げ変則リリーバー、ジーグラーがMIAへ移籍。コンスタントに60試合以上に投げ、尚且つ通算防御率も2点台前半という、安定感は流石。抑えのラモスが安定して居ない事を鑑みれば抑え起用の可能性も十分ある。

アレックス・アビラ捕手(ホワイトソックス→タイガース)
元DETの正捕手アビラが1年で古巣復帰。シルバースラッガーを獲得した11年以外は目立った成績は残せていないが、2番手捕手として考えれば経験もあって重宝はする筈。

ベン・リベア外野手(ナショナルズ→エンジェルス)
WASをリリースされていたリベアがLAAと契約。先にトレードでメイビンが加わっており、そのメイビント守備位置を争う事になるが、メイビンには故障が多い事を考えると、打撃復調さえすれば十分にテーブルヒッターとしてレギュラーを狙える。


12/21
ダニエル・ハドソン投手(ダイヤモンドバックス→パイレーツ)
嘗ては1年だけとは言え、ARIでエース格の投球を見せたハドソンだが、故障後はリリーフへ転向、セットアップとして貴重な投球を見せていた。シ−ズン途中でメランコン(SF)が抜けたリリーフ陣でセットアップ役を担う事になる。だが、70試合登板を鑑みれば故障は完全に癒えたと見ていいとは思うが、昨年5点台の防御率は頂けない。改善が望まれる

12/20
ヨーリス・チャシーン投手(エンジェルス→パドレス)
嘗てはCOLで2度の二桁勝利を挙げる先発投手であったチャシーンだが、昨年は故障者続出で崩壊状態だったLAAの先発陣を途中移籍で担って、やや復調気配を見せた。二桁勝つのに二桁負ける投手だけにローテの下位を成るだろうが、イニングをどれだけ食えるかでこの契約の成否がでる。

12/16
田澤純一投手(レッドソックス→マーリンズ)
ジャンセン(LAD残留)に振られたMIAが、BOSから田澤を獲得。去年後半の不振が勤続疲労によるものなら心配の種になるが、実績は十分。万全ならば強打者揃いで投手には不利なア・リーグ東地区からの移籍も会いまって、ベストの成績を残せる可能性もある。

ウェリントン・カスティーヨ捕手(ダイヤモンドバックス→オリオールズ)
腰かけで在籍したSEA以外では常に正捕手を務めて居たカスティーヨがBALへ。元々のBALの正捕手でFA注目の一人であるウィータース(FA)の代役としてはやや物足りない感もあるが、主軸も打て、正捕手として考えれば十分収まる。


12/15
アロディス・チャップマン投手(カブス→ヤンキース)
フラッグディールでNYYを離れたチャップマンがFAで復帰。その剛腕に最早説明はいらないだろう。5年は払い過ぎ感も無くはないが、シーズン中、そしてオフと高額年俸選手を次々に切ったお蔭で、それなりに余裕はあるからこその契約か。先発FA投手に目ぼしい選手が居ない、今オフの状況を鑑みれば、後側の強化を図る手段は「アリ」だろう。

マイク・ダン投手(マーリンズ→ロッキーズ)
昨年は故障で出遅れたモノの51試合に登板、投球内容としては改善をみせたダンがCOLへ移籍。ローガン(FA)の後釜としての加入と思われるが、隔年で当たり外れが大きいので、外れだとリリースされる可能性もある。
posted by 明日、いかりや。 | 20:08 | MLB | comments(0) | trackbacks(0) |
移籍情報(2016/12/1-14[2])
ウィンターミーティングを跨いだが、意外と動いてい無い。やっぱりこのオフは大物が少ないからかなぁ。

※トレード移籍

・ピックアップ・
12/6
クリス・セール投手(ホワイトソックス)
 ↑↓
mマイケル・コペック投手、mビクター・ディアズ投手、ヨアン・モンカダ内野手、mルイス・アレクサンダー・ベサベ中堅手(レッドソックス)
今シーズン開幕前のフロントとの衝突(どっちかというとフロントの落ち度だけど)もあって、放出は規定路線では有ったが、ここでBOSが掻っ攫う辺り、あのチームはやっぱり強かだ。
BOSとすれは、覚醒したポーセロ、やや期待外れに終わったプライスに加え、現状でもカーショウに匹敵するメジャー屈指の左腕の獲得は、今シーズンオフの先発投手難を鑑みても、非常に大きい。期待値の高いコペックや大枚を叩いて獲得したキューバ亡命選手のモンカダを放出して余りある獲得だ。
CWSとしても、チーム再建を鑑みると、内野の有望株でもあるモンカダや若手投手のコペックの獲得などを鑑みれば、将来的な面を見れば悪くはない。

12/13
mドリュー・ギャノン投手、マーティン・マルドナルド捕手(ブリュワーズ)
 ↑↓
ジェッド・バンディ捕手(エンジェルス)
あくまでチームの若返りを図るMILと扇の要に好守の捕手が欲しいLAAと言った所か。リードも含めた守備面に置いては昨、年途中まで正捕手だった、此方も守備は決して悪くはないリクロイ(現TEX)よりも上とされて居たマルドナルドは打力も決して低くはなく正捕手起用なら面白い存在。昨年、正捕手確保に失敗したペレスのバックアップとしても有能だ。
MIL側とすれば、バンディの更なる成長に期待したい所だろうが、リクロイに続きマルドナルドまで抜けるのは痛い

12/10
ダニー・エスピノサ内野手(ナショナルズ)
 ↑↓
mオースティン・アダムス投手、mカイル・マックゴウィン投手(エンジェルス)
WASが正遊撃手エスピノサをマイナー2投手との交換で放出。LAAとすれはケンドリック(現PHI)放出以降2塁手で苦慮していただけに15年には2塁手として高い守備力を誇り、今シーズンは打率こそ低いが24本塁打72打点と打撃面でも比較的頼りにあるエスピノサの獲得はピースを埋める作業としては十分だ。
WASの獲得した2投手は下記する放出した若手3投手に比べれば遥かに格落ちするなぁ。

12/7
ウェイド・デービス投手(ロイヤルズ)
 ↑↓
ホルヘ・ソレア外野手(カブス)
KCが昨年のWS制覇の立役者の一人でもあったクローザーのデービスをCHCへ放出。FAで流出したチャップマンに変わるクローザーとしては、その圧巻の投球は魅力だが、14、15年ほどの投球が出来て居ないこと、昨年肘の故障でDL入りして居るのは気がかりな所。
だが、其れにせよ交換相手が、大砲候補とは言え伸び悩んでレギュラーを外されて居たソレアと言うのは、物足りない。余程のブレークが無い限り、勿体ないトレードと成りかねない。

アダム・イートン外野手(ホワイトソックス)
 ↑↓
ルーカス・ジオリト投手、レイナルド・ロペス投手、デイン・デニング投手(ナショナルズ)
再建中のCWSがテーブルセッターのイートンを放出。若手の先発投手であるジオリト、ロペス、デニングの3人を獲得した。
CWSとすれば、勿論現在28歳ながら一級の1番打者であるイートンの流出は痛手では有るが、16年のプロスペクトランキング全てで5番手以内に入るジオリト、既に昨年先発で5勝を挙げるロペス。そして16年のD1位デニングの獲得は補って余りある。
逆に言えば、幾ら昨年不振だったとは言え、リベアをリリースして、尚且つ将来を渇望される3投手を放出してまでイートンを取る必要がWASあったのか如何か。来季の活躍成績次第では、大きなlostになる可能性も否めない。


クリス・ヘストン投手(ジャイアンツ)
 ↑↓
後日発表選手(マリナーズ)
これは中々に面白い。SFの先発枠が埋まって居て出番のない15年の12勝投手ヘストンをSEAが獲得。後日発表選手のレベルにも寄るが、先に放出したウォーカー(現ARI)の穴は来シーズンに限っては、直ぐに埋まるかもしれない。

12/6
タイラー・ソーンバーグ投手(ブリュワーズ)
 ↑↓
mジョシュ・ペニントン投手、トラビス・シャウ三塁手、mマウリシオ・デュボン遊撃手+後日発表選手(レッドソックス)
BOSが救援陣の補強に、ジェフレス放出後に好投して居たソーンバーグをMILから獲得。ただ、好成績は今シーズンが初めてで、この後安定してこの成績が残せるかは未知数だ。そこにショーを含む4選手の放出は大盤振る舞いな気がしなくもない。
MILとすればまだ若く内野の両サイドが守れ、今期も16本塁打71打点をマークして居るシャウの獲得は中々に大きい。年齢的にもまだまだ化ける可能性もある。

12/2
デレック・ノリス捕手(パドレス)
 ↑↓
mペドロ・アビラ投手(ナショナルズ)
WASがSDの正捕手各ノリスを獲得。流出したラモス(現TB)にはやや劣るが、最近は守備面での成長もあり、その穴を十分に埋める事の出来る実力派ある。
SDとしては昨オフにATLからベタンコートが加入して居る事を考えれば、代わりの捕手は既におり、此方も世代交代を考えると、問題はないのかもしれない。


12/1
ハメイ・ガルシア(カーディナルス)
 ↑↓
ジョン・ガント投手、mクリス・エリス投手、mルーク・ダイクストラ二塁手(ブレーブス)
STLがチーム内の貴重な左腕であるガルシアを放出。ATLとすれば、これで先発の4枚までが埋まり、残りの一角を若手が争うという、理想的な状況を作りだした(後は打線の立て直しが何処まで出来るか)。
STLとしてはやや物足りない感は否めないかなぁ。今シーズン先発も経験したガントや昨年のシモンズのトレードで流れて来た有望株でもあるエリスが混ざってはいるけども。
posted by 明日、いかりや。 | 21:28 | MLB | comments(0) | trackbacks(0) |
移籍情報(2016/12/1-14[1])
チャップマンの確定が未だ出ない(現在合意段階)

FA移籍
12/14
上原浩治投手(レッドソックス→カブス)
故障さえなければ、今だ年齢を超えた投球を見せるエイジレスな上原がWS制覇のCHCに加入。昨年途中加入のチャップマンは失ったものの、先のトレードでデービスを獲得するなど、二連覇に向けて着実に戦力を整えている感がある。

デレック・ホランド投手(レンジャース→ホワイトソックス)
TEXをリリースされていたホランドがエース左腕のセールを放出したCWSと契約。セールの穴埋めとしては、全くもって物足りないが、それでも、費用対効果を考えれば、妥当な所だろう。嘗てTEXの左のエース各として投げて居た頃の状態にどれだけ戻れるかで、穴の埋まり方が違ってくる。

トミー・ミローン投手(ツインズ→ブリュワーズ)
先発陣が手薄なMILがMINからFAになって居たミローンと契約。OAK時代がベストで此処数年は故障も有って機能して居ないが、それでも15年は10イニング以上を投げて9勝、防御率も4点台以下と、実力はある。

12/13
ローガン・オンドルセク投手(前ヤクルト→オリオールズ)
すったもんだの末ヤクルトを退団がBALと契約。日本でもあの狭い神宮で好投して居たが、カムデンヤーズでの投球は如何に。まぁ、その前のCINなので狭い球場なので、そもそも狭い本拠地をホームにしたチームにしかいないのだが。

イアン・デスモンド外野手(レンジャース→ロッキーズ)
外野手として再ブレークを果たしたデスモンドがCOLと契約。足も含めた攻撃力は折り紙付きだが、中堅にはブラックモン、左翼にはゴンザレスが、更に控えには守備職人パーラや新鋭のダールも居る事から、起用法、更に今後のトレード等(特に噂の絶えないゴンザレス)が気になる所だ。

12/12
ジェフ・ロック投手(パイレーツ→マーリンズ)
PITのオールスター左腕ロックがMIAと契約。フェルナンデスの訃報もあって先発の駒は幾らでも欲しい所。故障が気になる所だが、ローテ下位なら十分に機能しそう。

ウィルソン・ラモス捕手(ナショナルズ→レイズ)
今年のFA陣の中では大物の一人となる(割には地味だけど)ラモスがTBと契約。此処数年正捕手が固まらず、チーム成績にも影を落としていた事を鑑みると、打力も守備もあるラモスの加入は大きい。

A・J・エリス捕手(フィリーズ→マーリンズ)
昨年途中のルイーズ(現SEA)とのトレードでLADを離れて居たエリスがMIAと契約。守備に定評があり、流出したマシス(現ARI)の後を受け、正捕手リアルミュートのバックアップを務める。

12/9
デクスター・ファウラー中堅手(カブス→カーディナルス)
CHCのWS制覇に貢献した(但し、開幕直後にシュワーバーを破壊もした)ファウラーが同地区ライバルのSTLと契約。この1年でイメージが随分変わる程、好守に洗練されて来たが、STLでも同様の活躍が出来るか如何か。

12/8
ミッチ・モアランド一塁手(レンジャース→レッドソックス)
今シーズン一塁のゴールドグラブを獲得したモアランドがBOSと契約。同じ守備位置にはラミレスも居るがオーティズも引退しており、共にDHと一塁を分け合う存在になると考えられる。

12/7
マット・ホリディ外野手(カーディナルス→ヤンキース)
今季も20本塁打を放ったベテランがNYYと契約。マキャン(現HOU)放出で居なくなった「四番を任せられるベテラン」としての加入でもあるが、その人望、打撃技術など若手の多くなったNYYにとっては恰好の見本ともなる。

12/6
ホアキン・ベノア投手(ブルージェイス→フィリーズ)
シーズン途中でSEA→TORとなったベノアがPHIと契約。特にTOR移籍後は防御率0.38と圧巻の成績を叩き出しており、セットアッパーとしてはまだまだ機能しそう。

12/5
マーク・メランソン投手(ナショナルズ→ジャイアンツ)
昨シーズンPIT→WSEへと移ったメランソンがSFへ。此処数年ロモかカシーヤの「何方か好調の方」が抑えを務める状況が続いたが、今後はメランソン固定となりそう。

ジェフ・マシス捕手(マーリンズ→ダイヤモンドバックス)
「守備力の高い二番手捕手」というポジション。

カルロス・ベルトラン外野手(レンジャース→アストロズ)
流石に守備面での衰えは目立つが、今だにその勝負強い打棒には魅力のある強打のスイッチヒッター、ベルトランがHOUへ移籍。故障さえなければクリーンアップを打てる打力は魅力であり、先に加入したマキャンとの「前NYY」コンビは機能すれば、伸び悩んだコレアら若手の助けとなる。

スティーブン・ピアース一塁手兼外野手(レイズ→ブルージェイス)
一塁と外野の両サイドを「なんとか」守れ、パンチ力のある打撃が魅力な割には準レギュラー格扱いの多いピアースがTORへ移籍。エンカーナシオンとバティスタと言う両主砲がFAとなって居る現状を鑑みれば、その後釜としてはやや頼り無い感もあるが、年俸は格安で費用大効果は高く、まだ「大化け」の可能性も秘めて居る。

12/4
ジェイコブ・リンドグレン投手(ヤンキース→ブレーブス)
ノーテンダーFAとなっていた14年のD2位指名投手リンドグレンをATLが出来高付で獲得。先のフラッグディールでのトレードでマイナーの人材が豊富となってきたNYYが余剰としてリリースした感があるが、15年には(チーム事情はあったが)メジャーデビューを果たすなど、決して劣る訳では無い。左腕でもあり、ATL移籍はチャンスとなる。
いつもは、この辺書かないんだけど、一寸気になったんで(汗

12/3
マーク・ゼプチンスキー投手(ナショナルズ→マリナーズ)
ヌーノ(→LAD)を放出したSEAが変わる左のリリーフとしてゼプチンスキーを獲得。ただ、此処数年リリーフとしては高止まりしているWHIPを如何見るか。

ケーシー・フィーン投手(ドジャース→マリナーズ)
シーズン中にMIN→LADへと移籍して居たフィーンがSEAと契約。此方も昨年上昇したWHIPを如何見るか(15年1.089→16年1.398)。15年まで1.0台前後と安定して居ただけにその投球復活期待したい(LAD移籍後は若干改善もしている)

12/1
エディソン・ボルゲス投手(ロイヤルズ→マーリンズ)
エース各としては頼り無い感もあり、今期は打ちこまれる事も多かったが、それでも3シーズン平均33試合に先発したその安定感は魅力。ただ、2点近く悪化した防御率の改善は望まれる所だ。
posted by 明日、いかりや。 | 20:41 | MLB | comments(0) | trackbacks(0) |